リートの手数料
リートは通常の株式と同様に証券会社を通じて売買するので、購入・売却には証券会社に支払う売買手数料が必要になります。また、証券会社によっては証券口座維持管理料が必要な場合もあります。
売買手数料
売買手数料は株式と同じ場合がほとんどで、その手数料は各証券会社により異なります。1約定ごとに手数料が発生するコースと、1日当たり一定の取引額まで手数料が一律のコースの二つの料金体系がある場合が多いです。参考までに、主要な証券会社の売買手数料を掲載します。
楽天証券
楽天証券も売買手数料には2つのコースがあります。1約定ごとの手数料は30万円まで472円。
1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まるコースは20万円まで450円。100万円まで900
円。しかも新規の口座開設者は最初の3カ月は20万円以下無料です。(一部対象外銘柄あり)。
SBI証券
売買手数料には2つのコースがあり、1約定ごとの手数料は安いです。10万円まで200円。1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まるコースは、10万円まで手数料無料で、20万円までは250円です。
マネックス証券
売買手数料には2つのコースがあり、約定ごとのコースの手数料は少し高めになります。手数料率は約定金額×0.1575%。1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まるコースは、300万円まで2625円で、さらに日計り取引の片道手数料が実質無料です。
オリックス証券
売買手数料には2つのコースがあり、約定ごとコースの場合、手数料率は約定金額×0.0945%で、さらにリートの現物取引は50%引きになります。
1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まるコースは50万円まで315円で、さらに日計り取引の片道手数料が無料です。
信託報酬
証券取引所に上場されているリート(不動産投資信託)の売買は、通常の株式売買と同様なため、信託報酬は発生しません。信託報酬が発生するのは、FOFs(フォンドオブファンズ)への投資の場合です。 FOFsとは、いくつかのリートを集めた投資信託のことです。FOFsは、銀行や証券会社で購入できます。証券取引所に上場されているリートとは異なり、1万円単位から購入できる商品が多くあります。信託報酬とは、投資信託の3つのコストのうちの1つで、投資信託を保有している間毎日一定割
合で控除されるものです。投資信託には、購入時にかかる販売手数料、信託報酬、解約時に取られる信託財産留保金の3つのコストがあります。信託報酬の内訳は、投資信託会社の運用に対する報酬、受託銀行の管理・保管に対する報酬、販売会社の代行業務に対する報酬です。
その他費用・・・税金
リートの税金は株式投資とほとんど同じですが、配当控除がないことが違いです。
運用期間中の分配金は配当所得となり「総合課税」になります。配当所得は、現在は軽減税率の適用により、収益分配金受取時に10%の所得税が源泉されます。
売却するときの利益は、譲渡所得として「分離課税」になります。譲渡所得は、現在は軽減税率の適用により、10%(所得税7%、住民税3%)の課税がされます。